BLOG BLUES
2024-03-14T11:46:33+09:00
blog-blues
日々の喜び、怒り、哀しみ、楽しみを、ネットでシャウト!
Excite Blog
川島雄三の・ようなもの『天井桟敷の歌々2』
http://blogblues.exblog.jp/242110412/
2024-03-13T10:30:00+09:00
2024-03-14T11:46:33+09:00
2024-03-13T10:30:21+09:00
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音楽狂室
本作は、ぬ、ぬあんと、DTMではありますが、ジャズのピアノトリオ、クァルテットをバックに、一休宗純の一首をモチーフとしたファーストナンバーから、結婚式の鉄板ソング中島みゆき『糸』に勝るとも劣らぬ、ホントだってば!告別式にこそ歌われたいラストナンバーまで、全5曲。 ブンガク的ってゆうか川島雄三的な歌々を、
ブルージーに演唱しているのであります。 このアルバムの面白さに気がつかねえようじゃ、お前さんの前だが少々恐れ入ったね。なんてね。 前作同様、まったくのデモ音源であり、非販品なのですが、「BLOG BLUES」読者限定ってことで、今回も特別頒布します。要らね、なんて言いっこなしよ。 頒布ご希望の方は、ジャケット裏面に記載されている、僕が主宰している企画制作の個人事務所「スルーパス」のアドレス、through-pass@a.email.ne.jp 宛まで、メールでお申込みください。
全国どこでも送料込みで、1枚1500円にて頒布します。お支払いはCD到着後、同封の「払込取扱票」をご利用になり、最寄りの郵便局(ゆうちょ銀行)で、払込んでください。1500円+払込み手数料です。ごめんなさい、手数料はご負担願います。
よろしく!
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共産党を提訴!除名は不当だ、松竹伸幸氏の裁判闘争
http://blogblues.exblog.jp/242106535/
2024-03-07T21:56:00+09:00
2024-03-09T22:21:34+09:00
2024-03-07T21:56:05+09:00
blog-blues
ニュースの時間
氏は、あくまで「ゲン・共産党」に非を認めさせ、党へ復帰し、「ゲン・共産党」を「シン・共産党」へ、脱皮させる腹らしい。 おお、それって、宮本顕治が徳田球一から党権力を奪取、暴力革命から民主革命へ方針転換した、党史に倣うものですね。
好いじゃないか、徹底的に闘ったら好い。「ゲン・共産党」が、いかに全体主義的政党か、民主主義とはほど遠い政党か、白日の下に曝せば好い。その闘いには、きっと明日が、ある。
草莽の党員たちよ、決起だ、党中央の言いなりであってはならない。
田村智子新委員長って、あなた方が、自分たちの総意で、選んだんですか。違うでしょ、今日からタムトモって、党中央に勝手に決められたんでしょ。
それを民主集中制っていうのなら、そんなもん、はっきり言って、専制じゃんか。独裁じゃんか。
しゃんしゃん拍手し承認って、自分ってものがないの、それで、国民の支持が得られると思ってるの、思ってないよね。
権力の横暴に対しては、時には、命をも賭けて闘う。それが、共産主義者ってものなんじゃないんですか。
松竹氏の除名処分と、それに続く一連のバッシングは、明らかに権力の横暴である。これを見過ごすような党員は、草の根にはいないと、僕は、信じたい。
なぜ、韓国の民衆が、軍事政権を打倒し民主国家を打ち立て得たか。光州事件で、軍事政権の横暴に、民衆が銃を取って、闘ったからだ。
銃を取れとは、言わないよ。銃なんて持ってないし、必要ないもん。ただただ、志位前委員長の松竹氏への除名処分決定は間違っていた、それを、おずおずと慎ましく、やんわり指摘した大山代議員に対し、居丈高に難詰した田村新委員長の言動は、パワハラであった、と。ただそれだけのことに対して、声を、上げることだよ。
たったそれだけのことさえできないの。そんな臆病者に、卑怯者に、どうして民主革命が担えるんだ、担えるはずがないだろう。
除名決定の張本人、浜野って誰だよ。一般有権者の誰も知らねえよ。一般有権者の誰も知らねえ人間が、党内で、圧倒的権力を揮ってる。そんなの、民主国家における真っ当な政党じゃねえ、秘密結社だよ。怖くって、そら恐ろしくって、とても投票できねえ。いくら立派な政策を口にしても、だ。
勇気だよ、正義感だよ、間違っていることは、間違っていると、声を出して、抗おうぜ。
♪~古い船には新しい水夫が 乗り込んでゆくだろう 古い船をいま動かせるのは 古い水夫じゃないだろう なぜなら古い船も新しい船のように 新しい海へ出る 古い水夫は知っているのさ 新しい海の怖さを~
松竹伸幸は、古い船を動かせる、新しい水夫である。
さあ、みんなして、草莽の党員もシンパも進歩的文化人も、僕みたいな共産党に期待し共産党に投票してきた一般有権者も、松竹氏の「除名処分は不当だ!」裁判闘争を支援しようぜ。
それで、負けて、「ゲン・共産党」が「ゲン・共産党」のままなら、その時こそは、松竹さん、「シン・共産党」結成、一つ頼みますよ。
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ドストエフスキー『罪と罰』を読破す!
http://blogblues.exblog.jp/242092922/
2024-02-17T13:48:00+09:00
2024-02-19T11:42:05+09:00
2024-02-17T13:48:53+09:00
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文学の風
前々回エントリの続編である。三浦しをんとその仲間たちによる、「『罪と罰』を読まない」を読んで、食指が疼き、果敢にチャレンジ、6部+エピローグからなる大長編を1日1部づつ、1週間で読了した。やたー! とにかく、べらぼうに面白い。もちろん、連れて行ってはくれない、読むぞと、乾坤一擲の集中力を発揮して、はじめて、スゲー面白い、となる。
千ページ以上に及ぶ物語の発端から終結まで、時間的にどの位だと思います、何十年ですよね、普通。それが、2週間、たったの2週間なんですよ。 空間的には、それがまた、大都会の片隅のほんの一角、日本でいえば、新宿歌舞伎町くらいのエリア、そこだけで繰り広げられるの。この凝縮度が、物語に途轍もない密度を与えているんですね。ドストの荒業。
で、次々に登場する人物が、揃いも揃ってヘンなの、エキセントリックなの。物語は当然、ええーっ、そんなのありーぃ、の連続、韓流ドラマも顔色なからしめる、ハラハラドキドキの超エンタメとも評せる。 僕はずっと、主人公のラスコーリニコフは、黒澤映画『天国と地獄』の山崎努だと思ってた。あなたも、そう思ってたでしょ。ところが、違うんだよなあ、これが。
山崎努は、俺がこんなに貧しく惨めなのは、社会のせいだ、この社会を支配している奴らに、復讐するのだと臍を固め、強靭な精神と怜悧な頭脳で完全犯罪を企てる、思想的確信犯であるが。
ラスコーリニコフと来た日にゃ。
社会的なことも、一応は、くっちゃべりますけどね。そんなの言いわけ乃至カッコづけ、ヘタレの自己欺瞞でしかない。
俺の力はこんなもんじゃない、本気出しちゃいないだけと嘯く、今日日の青年みたい、今日的なんですよ、ラスコは。
殺人も完全犯罪にはほど遠く、行き当たりばったりで、たまたま殺人現場に来合わせた、無辜の人までも殺してしまう。でもヘタレでも、ヘタレだからこそか、心根は優しい青年なの。
ラスコーが犯したのは、不条理殺人と呼ぶべき性質のものであり、三浦しをんが論じた、近松の世話物『女殺油地獄』の放蕩息子与兵衛と、通底するものがある。
黒澤映画の登場人物のような解りやすい人間では、ないのです。
然り、『罪と罰』には、解りやすい人間など一人も登場しない。否、一概にそうではない、ラスコの母親プリへーリヤなんて、実に、解りやすい。ってことは、典型的人物の造型はあるが、類型的人物は出てこないってことなのだろう。ドストの剛腕。
それで描き切るのって、ものすごーく、大変なことだと思う。それに挑み、達し得たのが、ドストの長編第一作『罪と罰』。
あまりに面白かったので、不埒なことを考えている。『罪と罰』を越える、ドストエフスキー山脈の最高峰、『カラマーゾフの兄弟』へ、次は、挑んでみようかと。
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逃亡生活50年、企業爆破事件の桐島聡容疑者死亡
http://blogblues.exblog.jp/242068351/
2024-01-30T13:39:00+09:00
2024-02-03T10:01:14+09:00
2024-01-30T13:39:33+09:00
blog-blues
ニュースの時間
下掲は、1月30日付毎日新聞朝刊一面コラム。 い、いかん、失笑を禁じ得ない。うわははははは。
「左翼的粋がりを一切捨て去る」と命じつつ、「東アジア反日武装戦線」の名乗り、もう左翼的粋がり全開じゃん。ば、ば、爆笑だ。
ま、そうしたツッコミは、さておき。警察の目を欺く潜伏法として、妥当でしょう。
僕なんて、Gジャンにグラサンでギター抱えてた日にゃ、ソッコー職質ですよ。その度に思うね、オマエハアホカ。
犯罪者が目立つ格好するわきゃねえじゃん、人を見る目がホントないね、と。
言及すれば、巡査よりもさらに低劣なのが、公安警察。な、なんと、桐島容疑者の指紋を採取してないって、コウアンアホカ。何のために、家宅捜査したの。いくら指紋を消そうとしたって、自室だよ、もう部屋中指紋だらけだ、完全に拭い去れるものじゃない。
鑑識を同行しなかったのだろうか。で、今になって遺族から、DNA鑑定できる材料の供出を求めてるって、本人のものなどあるわけがない。
死亡した人間を桐島容疑者本人だと特定できる物証が、ないとなると、桐島容疑者は、永遠に、桐島容疑者のままだ。遺族のDNAと似てるから、多分本人だろうとでも言うしかねえ。
公安警察に治安維持は任せられないね。捜査一課とか四課に任せたほうが、よほど安心できる。
一体全体、公安警察なんて、その存在理由があるのだろうか。オウムは見逃すわ、統一協会はほったらかしだわ、何してんの。ただもう、暴力革命をめざす共産主義勢力を徹底マークなのだろうが、そんな勢力、いま日本に現存してますか、いねえよ。コウアンイラネ。
桐島容疑者は、僕と同年同学年、この世代は、いわゆるシラケ世代、学生運動の末路は目にしたはず。なのになぜ、どういう経路で、よりにもよって、「反日武装戦線」なんかに身を投じたのだろう。
大学は明学だし、セクト内では使い捨ての新兵、ヤクザ組織でいえば、パシリの三下であろうに。
関与した「韓国産業経済研究所爆破事件」でも従犯みたいだし、ちゃちな手製爆弾でドア付近を壊した程度、爆破とはほど遠い。もちろん死傷者はない。仮にもし捕まっていたら、数年の刑務所暮らしで、出所できたろうに。
それが、逃亡生活50年。悲惨だよ、とても。「罪と罰」の考えからは、間尺に合わない。
だが、しかし、桐島容疑者の人生は、充実してたであろう。そりゃそうだろ、逃亡者の人生が、弛緩したものであるはずがない。彼は、生きた。
人生を棒に振ることで、充実した時間を、生きた。今際の際の名乗りは、その勝利宣言であろう、か。だが、それは、負の充実である。合掌。
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読まずにいられなくなる!「『罪と罰』を読まない」を読む
http://blogblues.exblog.jp/242067225/
2024-01-29T22:21:00+09:00
2024-01-29T22:26:05+09:00
2024-01-29T22:21:58+09:00
blog-blues
文学の風
僕のご贔屓作家三浦しをんが、友だちと呑んで盛り上がるうち、『罪と罰』読んだことある、読んでないなあ、面目ないけどと、その場に居合わせた4人、小説家三浦しをん、翻訳家岸本佐知子、文筆家兼編集者吉田篤弘・浩美夫妻の4人が4人とも、読んでなかったのである。あちゃ。
ならば、読んだことない者同士で、どんな小説なのか、ひとつ推量してみようではないかと思い立ち、そんなことしてなんになるのと自らの酔狂に呆れつつ、熱心に実行するの。高等遊民の戯れである、好いなあ、僕さ、こういうの大好きなのよ。
読んだことないって、そこは、世界に冠たる名作『罪と罰』ですよ、ラスコーなんとかという貧乏な苦学生が、金持ちの婆さんを殺しちゃう話でしょっ、てなことぐらいは、全員知っているのである。僕も、4人とまったく同じ口。面目ない。
然るに、この僕ときたら、町田康『告白』を読んで、感動のあまり、テーマは「罪と罰」である、ドストエフスキーときたのだ。北野田。などと、ほざいている。ま、直感が全てのロケンローラーですから。
で、三浦しをんとその仲間たち、千ページ以上に及ぶ大長編小説の、最初の1ページと最後の1ページだけを読み、全体を当て推量するのである。うわははははは。
もう大爆笑である。
で、鯔のつまり。これはもう本編を読むしかないよねって結論に至り、本書を読んだ僕もまた、世界文学史に聳え立つ、ただ仰ぎ見るだけの、ドストエフスキー山脈の最高峰のひとつへ、初登頂を試みたのである。
果たして、頂上まで辿り着けたのか、無念にも途中リタイアしたのか、その顛末は、追って、続編となるエントリをUPしてみたい。
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共産党大会、松竹伸幸氏の除名処分再審査請求を却下!
http://blogblues.exblog.jp/242049563/
2024-01-17T11:48:00+09:00
2024-01-18T00:15:18+09:00
2024-01-17T11:48:52+09:00
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ニュースの時間
共産党に、政権を取ってほしいと、マジで、願ってる。
そのためには、どうしたらよいか。繰り返し、再三再四じゃきかねえよ、提言し続けてきた。めちゃんこカッケー、ポスターまで作ってプレゼンした。
だからこそ、昨年来の共産党を除名処分された、松竹伸幸氏の、共産党の躍進を思えばこその、たった一人の反乱を、高く評価し、支援している。 本当に、全国数十万人の共産党員のなかに、たった一人も、松竹氏の提言に、耳を傾ける党員は、いないのか。
いると、思う。現に、党中央の方針に異論を述べた代議員もいたという。
起ち上がれ、草莽の党員たちよ、「再審査請求却下反対!」の声を挙げよ。あなた方が、これまで、政府自民党と対峙してきたのと、同じことだろ。
権力と、戦えよ。今現在、共産党員にとって、権力とは、党中央である。除名になったって、いいじゃないか。理不尽な党権力と戦えない者が、理不尽な国家権力と、戦えるわけがないだろ。
ここがロドスだ、ここで跳べ。
万が一にも、だ、理不尽な党権力が、国家権力を握ったら、どうなる。日本は、旧ソ連や、現中国と、一緒になる。なるんだよ、どう日本共産党が、日本共産党はソ連や中国と違いますと言ったって、
馬鹿にすんな!日本国民は、確かにそのほとんどが、共産党員よりも学歴が低く、頭は悪いかもしれないが、世間知ってものを持ってるんだ。今回の、松竹氏への対応に、怖気をふるってるんだ。この政党は、全体主義政党だと。ソ連や中国と、一緒だと。
そうした真っ当な国民の反応に、少なくない草莽の党員が、気づいているはずだ。だったらよ、勇気を持て、勇気を持って、権力に、反旗を翻せ、それが、革命の闘士、ってもんじゃないのか。
僕はこれまで、地方選挙でも首長選挙でも国政選挙でも、いつもいつだって、共産党に投票してきた。しかし、だ。
松竹氏の異議申し立てが、このまま、党中央の権力の前に、握り潰されるのならば、今後一切、あらゆる選挙において、僕が共産党に投票することはない。
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去年今年、消えゆく泡の様なもの
http://blogblues.exblog.jp/242033659/
2023-12-29T16:40:00+09:00
2023-12-29T17:23:44+09:00
2023-12-29T16:40:15+09:00
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文学の風
「一年なんてあっという間だね」
そんな世間話が、あちこちで取り交わされる折々、本年最後のエントリーに、一句、詠んでみました。
年 の 瀬 や 歳 ふ る ご と に 早 ま り ぬ
数え上げれば、拙ブログもまた、十八年の歳月を重ねている。ブログ全盛の頃でさえ、週1〜2回の更新ペースでしたが、ガラパゴスと化した昨今は、月1〜2回ですね。
それでも、訪れてくださる読者が、少数なりとも健在なのは、まったくもって、管理人冥利に尽きる思いです。あらためて、篤く御礼申し上げます。あんたも、好きねえ。
では、親愛なる読者諸姉諸兄よ、良いお年を。
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悪夢のような安倍政権、パー券還流で裏金作り
http://blogblues.exblog.jp/242012372/
2023-12-14T22:04:00+09:00
2023-12-18T22:07:41+09:00
2023-12-14T22:04:24+09:00
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ニュースの時間
安倍元総理が存命であったならば、表面化しなかったであろうと、容易に推測できる点だ。 検察よ、マスコミよ、そんなことはない、われわれは、巨悪を眠らせはしないと、言ってみろよ、言えないだろう。
一連の報道で、あまりの気色悪さに仰け反ったのは、夕刊フジの12月13日号の記事である。
安倍元総理は派閥ぐるみの裏金作りの事実を知って、激怒し、直ちに是正するように指示しながら、凶弾に倒れ、志を果たせなかったのだそうな。あれは細田派の仕業であって、安倍派の仕業ではないそうな。 この記事に対し、週刊女性自身は、怒りを通り越し、驚き呆れ、嘲笑している。
オマエハアホカ、横山ホットブラザーズしています。
細田派って、イコール安倍派でしょうが。名称はどうあれ、派内最大の権力者じゃん。裏金作りは、安倍が総理に返り咲く以前から、ずっと続けてたことじゃん。
嘘でもなんでも、安倍元総理を神格化したい勢力の妄念だろうが、そうでない一般常識を持つ国民には、この記事を書いたのは誰だ、載せたのは誰だ、ってことになる。
夕刊フジにだって、編集局長という役職のプロのジャーナリストがいるだろ、なぜ、こんな与太話が、夕刊フジといえばフジ産経グループの一角を占める、大手マスコミに属するメディアだぜ、どうして堂々と報道されるのだ。
記事を書いたのは、あの元NHK政治記者、岩田明子である。NHK在職中、政治ニュース報道で事あるごとに、当時の安倍総理を持ち上げ続けた、政治記者だ。
腐っている、とことん腐っている。
安倍元総理が、戦後最大の名宰相と囃され、国葬まで執り行われたのは、ひとえに、NHKとフジ産経グループの力である。
どうしてそこまで、安倍晋三を持て囃すのだ。本当に、判らない、岸信介を持て囃すのなら、まだ話は判る。
戦前の帝大を出て、高等文官試験に通った大秀才で、満州国建国を果たした超エリートだ。どれほど奸物であろうが、優秀な人間であったことには間違いない。
だが、安倍晋三だぜ。東大はおろか、慶応にも入れなくて、成蹊大で、それも必須科目の政治学の授業に一度も出席してなくて、担当教授から不可と判定されながら、裏口卒業した男だぜ。
これは事実だ。担当教授が実名で語り、諸々のメディアで活字化されているが、安倍晋三は、名誉毀損の訴えを起こしていない。事実だからだ。
安倍晋三には、ルールなどない、俺がルールだ、という人間なのだろう。どれだけ横紙破りをしようが、検察権力とマスコミ権力を抑えておけば、問題化することはない。たとえ問題化しても、発展はせず、させず、有耶無耶に済ませられると、たかを括っていた。現に、そうだった。
全マスコミは、安倍元総理を狙撃した犯人を、全否定している。
僕は、全マスコミに訊きたい、安倍元総理が存命であったなら、安倍派による裏金作りスキャンダルを、これほど大々的に糾弾できたかと。
勇気だよ、日本を良くするのもダメにするのも、勇気なんだ。
僕は、僕の勇気を発揮する、でも僕の勇気などたかが知れている、権力など全くまるっきりないもの。でも検察は違う、マスコミは違う、権力を持っている、その持てる権力で、ルール無用の悪党に正義のパンチをぶちかませ。
安倍派は、本当に酷い。安倍派の言いたい放題したい放題の末に、今の凋落した、日本がある。安倍政権は、悪夢そのものであった。
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井上ひさし戯曲、舞台劇『キネマの天地』を観る
http://blogblues.exblog.jp/241993971/
2023-12-08T00:41:00+09:00
2023-12-08T23:49:06+09:00
2023-12-08T00:41:17+09:00
blog-blues
文学の風
舞台を観たことにはならねえよ、という叱責は御尤もです。 面白いなあ。本当に、面白い。井上ひさしという人間は、夫として父親として、最低の男だと思うが、劇作家としては、最高でしょう。
もう百年も経てば、近松門左衛門や河竹黙阿弥と、並び称されるに違いない。
舞台は一度も観たことはないが、新潮社から随時刊行されていた、井上ひさし戯曲全集は、ずっと読んでいた。当時から悪妻の汚名高かった井上好子と二人三脚で作っていた劇が、素晴らしいと思っていた。悪妻好子と離別してからの作品は、僕には、つまらなかった。再婚相手の女性が、反体制側のエリートだったからなのか、どうか。なんか体裁ぶっててさ、迫るものが、希薄だった。自然、離れたよ。
本作は、最晩年の作品ではないだろうか。
本卦還りしているのである。出世作『日本人のへそ』、或いは、それ以前の『ひょこりひょうたん島』のような、ドタバタ劇なのだ。
ドタバタ劇のなかに、大切なメッセージをしのばせる、演劇への、愛である。演劇が描くのは、人生であると。であるなら、人生への愛と、敷衍できもしよう。
関根恵子の頃からのご贔屓女優、高橋恵子が主演を務めているのも、僕には、うれしい。演出、小川絵梨子。立派な仕事ですね、こまつ座の芝居というよりは、つか劇団の芝居のようで、真情溢るる軽薄さが、僕の、胸を打った。
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イスラエルのガザ侵攻に念う
http://blogblues.exblog.jp/241976592/
2023-11-16T21:31:00+09:00
2023-11-16T23:52:09+09:00
2023-11-16T21:31:18+09:00
blog-blues
ニュースの時間
下掲は、11月15日付毎日新聞朝刊一面コラム。 イスラエル軍が、ハマスを殲滅したとしても、いつかまた、報復される。目には目をのアラーの教えが、パレスチナから消滅することなど、金輪際、有りはしないのだから。
なぜ、ユダヤ人は、パレスチナに入植し、建国したのだろう。いくらユダヤ教の聖地とはいえ、イスラム教の聖地でもあり、現に、そこには、パレスチナ人が暮らしていたのだ。
その遣り口は、ヤクザの縄張荒らしと、なんら変わらない。力づくで奪い取って、僕ら日本人なら、しゃあないなあと、これも運命と諦念するのだろうが。
めっちゃカッコ好かった、アラファト議長が結んだ、オスロ合意に、立ち戻ることはできないのだろうか。
白か黒か、ユダヤ教国家かイスラム教国家か、決着を付けるしかないのか。八百万の神を戴く僕は、おまえら阿呆や、糞やと、罵らずにはいられない。
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ケン・ローチ監督『夜空に星のあるように』を観る
http://blogblues.exblog.jp/241965453/
2023-11-01T10:06:00+09:00
2023-11-04T11:32:53+09:00
2023-11-01T10:06:10+09:00
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シネマ夜話
ローチ監督の長編デビュー作が視聴できるなんて。 全編ロケーション撮影による、即興演出。ヒロインの心情吐露、詩的なモノローグ。そしてキャメラへ向け、つまりは観客へ向け、インタビュー形式の語りかけ。
オーソドックスな映画文体を逸脱した技法は、ヌーヴェル・ヴァーグのそれである。しかし、ヌーヴェル・ヴァーグとは劃然と一線を画す。
ヌーヴェル・ヴァーグには、およそ生活感ってものがない。それがまた、シュールな雰囲気を醸し、堪らなくカッコ好いのだが。
対して、ローチ作品にはもう、生活感が溢れまくっている。煉瓦工の父親とお針子の母親を持った、監督の血肉なのだろう。
表層的にはヌーヴェル・ヴァーグだが、本作の、本質的なリアリズムは、今村昌平のドキュメンタリー映画、『にっぽん戦後史・マダムおんぼろの生活』を想起させる。
栴檀は双葉より芳し。その後のローチ作品を貫く、不撓不屈のテーマ「犯罪有理」は、本作に於いても鮮烈だ。
社会から疎外され抑圧され、虐げられた人間が、それでも、生きるために犯さざるを得ない犯罪は、罪ではない。
♪~八百屋の裏で泣いていた 子ども背負った泥棒よ キャベツ一つ盗むのに 泪はいらないぜ〜
この哲理を是とするのが、ローチ作品の真骨頂。他の追随を許さぬ、厳しさであり、深さであり、勁さである。
ヒロインと彼女をめぐる男たちにとって、犯罪は生きる手段であり、罪悪感の持ち合わせなどない。性に対するルーズさも同様。道徳って、きっと贅沢なものなのだろう。生まれ落ちた時からそうした境遇にあり、育って来たのだから。
だが、半ば私生児として産んだ子どもは、そうさせたくないと、ヒロインは決意している。ヒロインの決意が叶いますようにと、観客である僕は、祈らずにはいられない。照らせ、生きてあることのかなしみを。そう、夜空に星のあるように。
犯罪を生きる手段にしなければならない人間がいるなんて、絶対に、間違っている。何が、間違っているのか。ローチ作品を観る者は、つねに、この問いに、突き動かされる。
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ラグビー日本代表敗退、敗因はハーフ団のつまらなさ
http://blogblues.exblog.jp/241953366/
2023-10-15T19:31:00+09:00
2023-10-15T19:40:41+09:00
2023-10-15T19:31:15+09:00
blog-blues
ニュースの時間
であるが、日本代表は一次リーグで敗退してしまったので、うんでもすんでもない。スポーツジャーナリズムって一体。
新日鉄釜石の黄金時代以来のラグビーファンです。尤もTV観戦ばかりで、ファンを名乗るのは烏滸がましいのですが。 なぜ、司令塔の役目を担う、SH斉藤選手、SO松田選手は、決勝進出を懸けた大一番、対アルゼンチン戦。コンテストキックを、多用し続けたのであろうか。
明らかに相手有利であり、仕掛けたコンテストキックを奪われ、再三ピンチを招き、どころか、トライにまでも結び付けられてしまった。
頭のまわるハーフ団なら、コンテストキックは味方不利だ、止めようと、戦術を切り替えるはずなのだが。
斉藤選手のスピード、運動量は、そりゃすごいよ。松田選手のプレースキック成功率は、驚異的ですよ。でも、ハーフ団に一番求められるものは、状況判断じゃないの。
2015年のSH田中選手、SO小野選手、2019年のSH流選手、SO田村選手のハーフ団に比し、今回の斉藤、松田のハーフ団は、僕の目には、凡庸に映った。
然るに、スポーツジャーナリズムは、それには一切言及なし。専ら「桜の戦士」がどうのこうのと、競技自体には触れない。僕の目が、素人目なのだろうか。
司令塔って、往年の釜石松尾とか同志社平尾とか、ラグビーセンスに長けたファンタジスタが務める、ポジションだよねって、僕は、思うのだが。
そのセンスを備えた、田村選手や山添選手が選出されなかったのは、故障だとばかり思っていたのだが、そうではないらしい。
納得いかねえなあ。今回の日本代表のラグビーは、2015年19年に比し、創造性がなく、僕にはつまらなかった。マニアックなファンの目には、どう映ったのだろう。
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オクラの花、見たことある?
http://blogblues.exblog.jp/241939273/
2023-10-03T14:19:00+09:00
2023-10-10T14:07:16+09:00
2023-10-03T14:19:20+09:00
blog-blues
文学の風
おろしにしたり煮びたしにしたり天ぷらにする、あのオクラ。
何年も前から、戦時下の銃後の生活よろしく畑と化した、わが家の庭に咲いたのを、僕は、この夏、初めて見たのです。
ちなみに畑は、妻が一人で丹精し自給、僕は専ら自足でして。よくオクラが食卓に上るので、訊いたのね「今年はオクラ植えたんだ」。あー、物を投げないでください。
で、八月のある朝。ふと目に留まったのです。なんて綺麗なんだろう、まるで蘭の花のよう。レモンイエローの花弁、ワインレッドの花芯。匂いもまた、蘭にも似て妖しく艶やか、官能的なの。
靭く惹かれ、フィルムでない写真など写真ではない、画像データだと、滅多なことでは手にしないデジカメを持ち出し、撮影。それが、この一枚。感心覚めず、一首詠んでもみたのです。 莢 食 す 野 菜 な れ ど も 花 よ り も 猶 う る わ し き オ ク ラ 咲 き た る
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瀬々敬久監督『菊とギロチン』を観る、『恋人たちは濡れた』が過る
http://blogblues.exblog.jp/241923859/
2023-09-11T23:28:00+09:00
2023-09-13T20:29:46+09:00
2023-09-11T23:28:56+09:00
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シネマ夜話
見はじめた途端、メゲてしまう。
役作り云々以前に、発声訓練ができてなく、台詞が聞き取れない。それでも職業俳優かと。
前回は、それでリモコンのスイッチを切ってしまった。U-NEXTで観てんじゃねえよ、映画館なら聞き取れるぜ、なのだろうか。そんなことはないと思うけどなあ。全盛期の日本映画は、映画館でもU-NEXTでも鑑賞しているが、主役から端役に至るまで、同じようにちゃんと聞き取れるもの。どうしたんだ、僕の愛する日本映画は。
映画産業としては壊滅してしまったのだから、比べて論ずるのは酷に過ぎるかもしれないか。
今回は、少し辛抱して見続けたら、女相撲のシーンになった。取組を何番も何番も映し出すのだが、これが素晴らしい。社会から排除され行き場を失い、女相撲に懸ける外ない、裸一貫の存在の懸命さを、女優陣が文字通り体を張って演じる。
ここから、技術的な未熟さは、僕のなかで問題にならなくなった。本作に懸ける映画人たちの熱量が、僕を圧倒してしまったのだ。
歌詞なんて聞き取れる必要はないんだよ。 ロックの場合はね。ー ルー・リード
多分、順録りではないだろうか。女相撲のシーンで、それを登場人物として見物していた男優陣にも、スイッチが入ったのだ。ぐつぐつと映画は熱を帯びてゆく。神代辰巳作品のような粘着の映画熱。
その粘着の正体は、女相撲の女たちとギロチン社の男たちの、狂おしいまでの自由への希求、それが叶わぬ足掻き、悶えなのだろう。
浜辺での乱舞シーンの美しさ切なさは、どうだ。僕の胸の裡に、神代映画の最高作『恋人たちは濡れた』の馬跳びシーンが過る。居ても立っても居られないぜ。これが、ロックだ、ブルーズだ。
下掲は、9月10日付毎日新聞日曜版。 令和の若者よ、非正規雇用者よ、革命上等じゃねえのか。
怒れよ、悔しがれよ、虐げられて、従順でいられっかよ。
ギロチン社の若者は、無政府主義者を気取ってるだけで、戯けたならず者ではあるが、それでも、怒れる若者たちだったぜ。
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気絶しそう、ホラー映画『死霊の盆踊り』を観る
http://blogblues.exblog.jp/241900017/
2023-08-17T11:25:00+09:00
2023-08-20T12:03:15+09:00
2023-08-17T11:25:23+09:00
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シネマ夜話
盆踊り大会に興じた善男善女も多いことでせう。
本作は、エロ・グロ・ナンセンスの奇才、石井輝男も裸足で逃げ出すだす、超怪作。 中島らもが激賞していたのを覚えていて、観てみたいなとずっと思っていたところ、U-NEXTにラインナップされていたのだ。ソッコー鑑賞。
ストーリーは大胆で、売れないホラー小説家が着想を得るため、夜の墓場へ恋人とドライブに行き、運転を誤り崖から墜落。気がつけば、夜の墓場では、闇の帝王をもてなすために闇の女王が、失意のうちに死んだ女たちの霊を蘇らせ、闇の帝王の御前で、ヌードダンスを披露させていた。
「どこかの大学のパーティーかしら?」と恋人は訊ね、「パーティーだけど大学じゃないだろう」と小説家は返答する。ば、ば、ば、爆笑である。
そのうち、二人は闇の帝王の配下の者に捕まり、拷問として、無理やり踊りを鑑賞させられることになる。本作の観客は、二人と同一の立場に置かれることになる。
「気絶しそう」と恋人は呟き、小説家は無言で応える。ば、ば、ば、爆笑である。
要は、ヌードダンサーが入れ替わり立ち替わり現われ、エロチックな踊りをその都度それ風な音楽に合わせて、延々と披露し続ける、只々、それだけの映画。ヌードダンスの競演である。
特筆すべきは、それが各人各様、立派な芸になっていることだ。いずれその道のプロフェッショナルを選抜、起用したのだろう。ちなみに、僕の一等賞は、猫娘。あなたの一等賞は?
僕は、画面から目が離せなかった。女性のヌードに関心が、あったわけではない。本作に、妙な磁力が、あったからだ。チープさが、過剰のあまり、デカダンスに転じていく気配。僕は、堪能した。
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