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お盆休み、あまりの猛暑にプールへ行く気力さえ起きず、
昼寝三昧。畳に寝転がり、図書館から借り出したままになっていた 荻原浩「さよならバースディ」を読みはじめる。馴染んだ荻原節の世界に すんなり浸り、陽が翳る頃には、読了していた。 「明日の記憶」で一躍人気作家になる前から、荻原浩は、 マイ・フェイバリット・マイナー・ポエット。 僕の秘かなお気に入りだった。だから、 メジャーになってしまって、誇らしい反面 寂しいような、なんだかなあって気分。 こんなファン心理、ね、あなたも経験あるでしょ。 最初に読んだのが「なかよし小鳩組」。 なんちゅうタイトルやねん。一発で好きになり、 処女作の「オロロ畑でつかまえて」から、 最高傑作の「母恋旅烏」を含めて、ほぼ全作品 図書館から借りて読んでいる。一冊も買って ないって、ひどい愛読者があるものだ。 率直に評して、文学的価値は高くない。本作「さよならバースディ」に おいても、ご都合主義がちらちらと目につくが、それを言っちゃお仕舞いよ。 たかが大衆小説、されど大衆小説。例えれば、B級グルメの味わい、 だろうか。老舗割烹もヌーベル・キュイジューヌもお呼びでない。 銀座裏の総菜屋、チョウシ屋のハムカツパンの旨さみたいなものだ。 クセになるんです。味が、しみ込んでいて。作り手の念いが、籠っていて。 荻原浩が描くのは、決まって、孤立無援の男の歌だ。従って、ハードボイルドだ。 しかし、原僚や志水辰夫とは、趣がまるで違う。第一に、主人公がちっとも クールじゃない。てんでおマヌケで、いっそ微笑ましいくらいだ。人物も事件も、 生活感あり過ぎ。ヌカミソくさいったりゃない。で、そこが、荻原節のツボ。 僕らとまったく等身大の人間が、その中で右往左往、七転八倒するのだ。 心の中にきつく抱いている、何か。人が人で在る「大切なもの」の、ために。 損を承知で、不利を承知で、馬鹿を承知で、自らの非力さに挫けそうになりながらも、 勇気をふり絞って、闘う。胸キュンずっこけハードボイルド、荻原浩に乾杯!
by blog-blues
| 2007-08-29 13:52
| 文学の風
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Comments(6)
「押入れのちよ」と「お母様のロシアのスープ」はキモオタの自分にもド真ん中でしたが そんな現状は昔からのファンの方にはちょっと複雑な気分なのかもしれませんね。
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「フエルト芯」へ。ようこそ、おいでくださいました。いやー、文芸ネタでレスポンスがあると、うれしいな。それは、荻原浩の初短編集ですね。どうもね、メジャーになってからは、未読がままあって、「押入れのちよ」もその一つ。早速、図書館に予約入れました。
荻原浩というのは読んだことはないのですが、「原りょう(漢字がない)や志水辰夫とは、趣がまるで違う。第一に、主人公がちっともクールじゃない」のであれば、東直己や樋口有介の初期作品のような感じなのでしょうか?正統派ハードボイルドの原も好きなのですが、ちょっとはずれた東や樋口の味わい深さに狂っていた時期がありました。荻原、こんど読んでみます。
「A PLACE IN THE SUN」へ。いらっしゃいませ。『東直己や樋口有介の初期作品のような感じなのでしょうか?』ごめん、両人とも読んでないなあ。こんど読んでみますね。『正統派ハードボイルドの原も好き』僕もね、もう沢崎、大好き。『荻原、こんど読んでみます。』イチ押しは、ブレークする前の作品ですが、双葉社文庫書き下ろしの「母恋旅烏」。まるで市川森一脚本のTVドラマみたい。温もりと淋しさが絡まって、実にいい味、出してます。
では、私もお勧め本を。東は「探偵はバーにいる」(とその一連のシリーズ)、樋口は「枯葉色グッドバイ」。なお、私の自慢は、原の復活作「愚か者死すべし」の作者サイン本をもっていること。東京にいる友人に無理して紀伊国屋に並んでもらいました。
「A PLACE IN THE SUN」へ。だうも、です。では、そのあたりから、トライしてみます。因みに、僕の自慢本は。日本映画の鬼才、川島雄三の追悼出版本「今村昌平編〜サヨナラだけが人生だ」。川島監督の愛弟子、編者でもある今平と浦山桐郎のサイン入りなのだよ。うふふふふっ。しっかし、この、何ですな。政治ネタより文芸ネタの方が、うーんと楽しいね。
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