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教育基本法が、改正されようとしている。言うまでもなく、
日本国憲法とともに、戦後民主主義の礎となった法である。そうかい、 そんなに都合の悪いものなのかい。今の為政者、権力者にとって、戦後民主主義とは。 もとより、法文を読んでるわけじゃない。なに、読まなくったって 分かりますよ。僕自身が、教育基本法に依って教育された身なんだもの。 これほど確かなことはありませんね。教育されたことは、 戦争はいけない、差別はいけない、不平等はいけない、助け合いましょう って、当たり前っちゃあ当たり前、崇高といえば崇高な理念だった。 イカしてんじゃん。レノンの「イマジン」みたいだ。こんなスグレモノを 変えようなんて一体全体、どうゆう了簡なんだ。ええ、晋三クン。 右派はもちろん、新左翼からもクソミソの戦後民主主義であるが、 僕は好きだなあ。あなたは、どうですか。戦後民主主義の理想が 風化して行った過程が、日本が荒廃して行った過程だと、僕は感じています。 「忘れ物を届けに来ました」。「となりのトトロ」のメッセージは、僕と同じ 感覚から発せられたものでしょう。未見ですが、「三丁目の夕日」にも同じ気分が あったんじゃないかしらん。ま、ノスタルジーで終わっていてはアウトですが。 そして、昭和37年の日活映画「キューポラのある街」。 日本が、日本人の多くが、戦後民主主義の理想を追い求めていた 時代に作られた、否、そんな時代が作った、これは、正真正銘の傑作である。 ![]() クレジットですが、やはり、いちばんの魅力は、何と言っても主役のジュンを演じた、 吉永小百合でしょう。僕は、サユリストってわけではありませんが、 キューポラの吉永小百合は、日本映画史上最高のヒロインの一人だ。 その聡明な美しさ、健気な可憐さは、観る者の心に明かりを灯す。 劇中のハイライト。作文シーン。こんな台詞が、ジュンの内声として発せられる。 「私には分からないことが多過ぎる。第一に、貧乏な者が高校へ行けないこと。 今の日本では中学だけでは、下積みのまま一生うだつが上がらないのが現実なのだ。 下積みで貧乏で、喧嘩したり酒を飲んだり、博打を打ったり。気短で気が小さく、 その日暮らしの考え方しか持っていない。みんな弱い人間だ。もともと 弱い人間だから貧乏に落ち込んでしまうのだろうか。それとも、 貧乏だから弱い人間になってしまうのだろうか。私には分からない。」 ジュンの疑問は、当時の日本国民みんなの疑問だった。その国民的思いがあった なればこそ、教育基本法の骨子「教育の機会均等」は、達成されたのだと考えます。 その国民的権利が、奪われようとしています。「改正」という名のもとに。 下掲は、昨日付毎日新聞切抜記事。読み辛いでしょうが、ご参照ください。 ![]() 僕らは、いま一度、映画「キューポラのある街」で浦山桐郎が、今村昌平が、 吉永小百合をして語らしめた疑問を、共有しなければならないのだ。 (1962年日活映画、原作:早船ちよ) あなたも、太陽の下で。疑問の声を、上げましょ。
by blog-blues
| 2006-10-30 17:48
| シネマ夜話
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Trackback(51)
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Comments(27)
「権力に迎合したマスコミ人を忘れるな!」へ。そちらに投稿しようとしたのですが、システム間の不具合でしょうか、文字化けしてしまいますので、当欄にて。読みました、教育基本法。ご同様に、恥ずかしながら、この歳になって初めて。いやー、美しい日本語ですね。本文もそうですが、文部大臣による訓令がまた素晴らしい。当時の日本は、為政者から国民まで、民主国家建設に燃えていたんだなあ。理想があるってゆうのは、本当にいい。こんな立派なものを「改正」させてはなりません。阻止のために、でき得る限りを尽くしましょう。
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「花・髪切と思考の浮游空間」へ。いつもお誉めに預かり、光栄です。「あきらめ節」もそうでしたが、まさか「キューポラのある街」の吉永小百合の台詞が、40数年を経てリアリティを持って甦ろうとは、とんでもない世の中です。徹底抗戦ですね。
初めまして。素敵なスタイルの記事ですね。法律屋の私は紋きり型で、こちらのようなソフトから真実に迫るような記事が書けません。うらやましいです。
トラックバックいただきましたが、今後も覗いてやってください。
吉永小百合が、わ、若い……。いや、そんなことはどうでもいいのでして。憲法もですが、教育基本法もなぜ変えなければいけないのかサッパリわからない。ファミレスのメニューや家電製品じゃあるまいし、「そろそろ目新しいものにモデルチェンジを」というノリで変えるものじゃあないでしょうに。やっぱり、よっぽど不都合なんですね、今の為政者にとっては。一握りのエリートと、飼いならされたその他大勢で構成される社会を夢見る連中にとっては。
負けてたまるか。
「平和のために小さな声を集めよう」へ。うわー、気に入っていただいて、めっちゃうれしいです。そうですか、あなたは、法律屋ですか。これは、また頼もしい。僕は、ご覧の通りのクセ球。あなたのような直球派こそ要です。リンク貼らせていただきます。共闘、よろしく。こうしていろんな「個」が「連携」していくのが、面白いですね。
TBありがとうございます。makuriと申します。ブログ新米者なもので、この様なブログの存在を知りませんで・・・初めての訪問になります。これお・ぷてらさんの言う通り、冴えわたってます。未熟者ですが、今後とも宜しくお願いします。
「華氏451度」へ。いやー、正直言って、吉永小百合は処女くさくって、苦手なんすけどね。キューポラだけは、たまらなくいい。やっぱ、浦山監督の演出力でしょう。教育基本法、読みました?「権力に迎合した…」のところで読めるんだけど、そりゃもう、美しい。本当に日本を「美しい国へ」して行きたいんなら「改正」はあり得ない。もう新自由主義陣営の言葉は、虚偽の塊で、言葉を貶めるもの。気持ち悪いったりゃないですね。
「競艇場から見た風景」へ。ようこそ、いらっしゃいました。わーい、愛読者が、また増えちゃった。写真は、今村豊じゃないっすか?僕、競艇選手では、彼がいちばん好きだなあ。って、まったくのトーシロですが。「戦後教育のどこがどう悪いのよ?」全然同感です。新自由主義陣営の言動は、どうしてあれほどデタラメなのか。なぜマスコミをそれを糺さないのか。不愉快この上ありません。怒りの共闘、よろしく!
TBありがとうございましたあ。教育基本法特別委員会のぞいてやってください。ときどき与党の「本音」(隠している鷹の爪)が見えたりします。しかし、対する野党も勉強不足だったりして、不安です。
世の中豊かになったはずなのに、相変わらず「貧乏なものが高校に行けない」昭和37年から何年経ったんでしょうか?
「こっかいmemo」へ。おいでやす。毎回、地道でも貴重なエントリー、ご苦労様です。森永卓郎も指摘していますが、新自由主義政治は、社会に劃然とした階級差を築くことをその目的としています。教育基本法や日本国憲法とは、真逆の志向ですね。本当は、勉学が嫌いだったり苦手だったりする人間もいるので、高校へ行くことが絶対条件のような社会であってはいけない。高校へ行かなくっても堂々と生存権を脅かされずに生きてゆけるような社会になっているのが、真の姿でしょう。映画の中で、鋳物職工の父親がジュンを怒鳴りつけるシーンがあります。「ダボハゼの子は、ダボハゼだ!」。それは間違っている、平等じゃないと、為政者も含め当時の国民の多くが考えたんですけどね。何せこの映画は、文部省推薦ですから。あまりの様変わりに、呆然とします。新自由主義が目論むのは、まさに「ダボハゼの子はダボハゼ」とゆう社会。粉砕しましょう。
「わんばらんす」へ。ようこそ、おいでくださいました。もー、怒髪天を衝くってゆうか、森・小泉・安倍とつづく低能腹黒内閣に、「心のばらんす」が取れません。うむむむむ、どうしてくれようぞ。先ずは、目の前の教育基本法改正阻止ですね。がんばっていきまっしょい!
兄貴ご無沙汰しております。TBありがとうございます。
下らない記事を書いてしまったであります。しかし現実があまりに下らないから仕方ないであります。ふざけているとしか思えないであります。 てゆうか、怒り心頭!!!!
「dr.stonefly」へ。やあ、ようこそ。気持ちは、よーく分かります。物心ついてこの方、こんな酷い政府とマスコミを知りません。それが、森・小泉・安倍と三連発で来るんですから、勘弁してくれよ、ですが。教育基本法が危ないということは、民主主義が危ないということに他なりません。とりあえず僕は、毎日新聞に電話し、記事を誉めたたえ、「改正」の問題点を明らかにせよと叱咤しました。とにかく、でき得る限りのことをしましょう。
>戦後民主主義の理想が風化して行った過程が、日本が荒廃して行った過程だと、僕は感じています。
↑ ↑ この行にビビッときました。 理想を失った状況ほど始末に終えないものはない。そして、この件には、故意に理想を失わせようと画策したもの、それに迎合したもの(とりあえず「豊か」になっちゃったもんね)がいる。いっそ格差が進んで、もう一度ジュンのセリフが受ける時代にならなきゃ何も動かんかとも思いますが、たぶん、ニホンにも地球にも、そんな時間的余裕は残ってないでしょうね。今が死に物狂いで動くとき?
「ヤップより」へ。『いっそ格差が進んで、もう一度ジュンのセリフが受ける時代にならなきゃ何も動かんかとも思いますが、』やっぱ、あなたは、めっちゃ分かってる。あの「ぬぬぬ?」が感心したのも、さもありなん。いまや僕の最も大切な同志の一人です。南米で湧き起こっている反米革命の風を思うと、ホント、そうだよな。でもこのまんま、みすみす、気高く美しい日本国憲法や教育基本法を手離してしまっては、戦後日本の豊かさを貪っただけの食い逃げ野郎になっちまう。ひといくさ、しようぜ。
はじめまして、メロディさんのところから来ました。あゆみと申します。
教育基本法「改正」論者の言う事聞いてると、マジで気分が悪くなります。 みんな!あんなのに騙されちゃダメだ! じっちゃんやばあちゃんの世代みたいに、生き血すすられちまうよ!
こんにちは。これお・ぷてらです。
参照させていただいてます。今後とも宜しく。
blog-bluesさま
「平和を守るために~」の眠り猫です。お褒め頂いた上、早速のリンク。私のほうからもリンクを張らせて頂きます。ありがとうございました。 私の昔の記事に、「いろんな形のブログが、それぞれに活躍し、幅広い戦いをすればいいんじゃないのか?」と言う主旨の記事があります。私としては、こちらの記事のほうが、多くの人の共感があると思います。その一方、私のほうでは、理論構築や、戦術の立案などを担えばよいかと。お互いにがんばりましょう。
「穴に向かって叫ぶ」へ。ようこそ、いらっしゃいました。素敵なブログタイトルですね。ラテンアメリカの文学作品みたいだ。連日の教育基本法改正阻止のエントリー、拝読しました。体温のある真摯な意見で、とても共感を覚えました。時々、啖呵が交じるところなんかも、僕好みだなあ。リンク貼らせていただきます。これを機に、共闘よろしく!
わたしみたいな辺鄙なブログへようこそおいでました。たま~に、思い出したように更新しているだけで、屁の突っ張りにもならないブログですが、出さねばならぬ声は出していこうと思っております。
今後ともよろしく。
「ヒロコです!」へ。こちらこそ、ようこそ。僕もね、政治向きの話など、したかあないんですけどね。あまりといえばあまりに酷い政治情況ですもんね。出さねばならぬ声、出していきまっしょい!
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。 吉永小百合さんが出ている昔の広告もとりあげています。 よかったら、寄ってみてください。 http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
「大道芸観覧レポート」へ。こんにちは。ようこそ、おいでくださいました。早速、伺いしました。いいスナップですね。表情がいきいきしてて、とてもハートウォーム。ちょくちょく覗かせていただきます。
どうも、土佐は四万十の紅星です。
先日は当ブログの吉永さんの記事にTBして頂き有難うございました。 「キューポラのある街」はまだ観た事ないですが、いい映画なようですね。この頃から吉永さんは今に続くしっかりとした立ち位置においでたと知り、何となく嬉しゅうなりました。 今度機会見つけて「キューポラ」も観てみたいと思います。
「コミュニスタ紅星」へ。ようこそ、いらっしゃいませ。そらもう、「キューポラ」は、戦後日本映画史に燦然と輝く傑作中の傑作、観てのお楽しみです。共産党に、追い風が吹きそうな気配とか。勝機と見たら、一気呵成に打って出るのが、勝負の鉄則です。「格差解消計画 by 日本共産党」のドクトリンを打ち出し、政権を奪取するのです。貧乏人を救うのです。棒ほど望んで針ほど叶うのです。チェストー!行けえ〜
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