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座右の書というものがあります。折にふれ繙き、自らを慰め励ます書物。
僕にもあります。あなたのそれは、何ですか。せーので見せっこしましょ。せーの。 うーん、そう来ましたか。僕のは、はい、コレです。 ![]() 色川武大 「うらおもて人生録」 (新潮文庫) 座右の書といいながら、初出本ではなく文庫本です。 もう20年くらい前になるでしょうか。毎日新聞の日曜版に連載されてたのを ぽつりぽつり読んでいたのですが、単行本化されたのは知らなかった。で、ある日、 本屋の文庫棚で見つけ購入して以来、幾度となく読み返してきた一冊です。 書名から推察できる通り、人生論です。それも青少年向けに書かれたものです。 それなら、人生いかに生きるか。青年よかく生きよ。ってな道徳本を 連想なさるでしょ。ところがどっこい、本書は、ハウツー本なんですね。 著者のアイデアなのか、新聞社の学芸部の企画なのか、分かりませんが。 これは、意表を衝いた。ご存知の方も多いと思いますが、著者は別名、阿佐田哲也。 かの「麻雀放浪記」で有名なギャンブル作家でもありました。 確か麻雀のハウツー本も何冊か上梓していたはずです。それらと同じアプローチで、 本書も書かれている。対象が、麻雀か人生かの違いだけで、基本的には一緒なんです。 ね、スリリングでしょ。面白そうでしょ。めっちゃ、面白いんです。 人生は往々にしてこうゆう風に転がってゆく。そうした場合は、 これこれこう対処するのが良い。その際、肝心な事は…てな具合に書かれている。 もちろん、色川武大といえば、知る人ぞ知る純文学の名手。 ハウツー的な記述のいたるところに、文学的な香気と毒気が立ち籠めている。 観念や抽象を極力避けながら、結果的には、 大きな文学的宇宙を創造している、異色の傑作です。 プロローグからエピローグまで、もう、名言至言のオンパレードですが、 昨今の「勝ち組・負け組」世相に鑑みて、一例を引いてみます。 著者は自身の青年時代の鉄火場体験から、 勝ち運のままに全勝をつづける人間は、そのうちコケる。恐くはない。 真の手練は九勝六敗を目標にして、九勝六敗をつづける人間だと見極め、こう記す。 『それで俺は考えたんだね。これは勝ち星よりも、適当な負け星を ひきこむ工夫の方が、肝要で、むずかしいことなんじゃないのかな。 九勝六敗の、六敗の方がむずかしい。六分勝って、四分捨てる、という セオリーが、ここにも通じるんだ』 本文も素晴らしいが、文庫本の裏表紙に載っている、 出版社の担当編集者が書いたものでしょう、 紹介文がまた、素晴らしい。 以下に全文を書き写し、みなさんに供します。 優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。ひとつ、どこか、 生きる上で不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。 勝てばいい、これでは下郎の生き方だ…。著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。 いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。 愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを 静かに語った名著。 ![]() あなたも、太陽の下へ。 暖まりに、来ませんか。
by blog-blues
| 2006-02-22 19:26
| 文学の風
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Trackback(17)
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Comments(19)
TBありがとうございました。
色川氏は「麻雀放浪記」と「狂人日記」を読んだくらいかしら。 コレおもしろそうですね。明日本屋で探してみよ~っと。
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「玄耕庵日乗」へ。もー、大変なんっすからぁ。カラダだけは大切にしてくださいよ。って、コレばっか。そうですか。「狂人日記」読んでるんですか。あれは、凄かったよね。イケマセン、カラダに悪い。僕が思う、糸井重里の最高傑作コピー「実は、純文学が、いちばんアブナイんだ」。まさに、それ。
私もso_luckさんとどっこいどっこい。色川武大は「怪しい来客簿」(でしたよね、連作タイトル)ほか、1つ2つ短編読んだ程度です~(ゆうめいな「麻雀放浪記」も未読)。この本、おもしろそう。古書店街歩いて探してみよう。私は9勝6敗どころか早くも負け越し決定、でも1つ2つはおもしろい勝負してみたい、的な人生だけど。
座右の書ですか。せーのっ。……と言ったところで、「あれ?」と腕組んでしまいました。何せ気が多いもので……昨日と今日どころか、朝と晩で違ってたりする(笑)。またいずれ聞いてくだされませ。
こんにちは。TBありがとうございました。
私は・・・というと、若い頃は寺山修司「家出のすすめ」とか坂口安吾「堕落論」とか愛読してました(爆)。後はかわぐちかいじの麻雀劇画「プロ」とか(笑)もちろん「麻雀放浪記」は必須文献。 本当に読み応えのある本を読むようになったのはブラジルに来てからです。これは、山本夏彦氏の影響。彼のコラムは今でも時々読んでますし、私のブログの発想のネタでもあります。それから最近は落語を聞くことが多くなりました。家元談志師匠に言わすと、「落語は業の肯定である」とか。むべなるかな。
「華氏451度」へ。絶版じゃないので、少し大きな本屋さんなら新潮文庫の棚に並んでいると思います。「怪しい来客簿」も題名通りの妖気漂う小説で、クラクラした覚えがあります。読むドラッグ、色川武大なのだ。
「非国際人養成講座」へ。コメントありがとうございます。色川武大も大の落語好きで、中学生の時分から寄席に通ってたらしいですね。立川談志とも交流があったんじゃないかな。いかがわしいのが好きなんですな。僕にもその傾向、あります。
非国際人養成講座さん! 私も寺山修司や坂口安吾のファンでありまする(つい嬉しくて再コメント)。若い頃読みふけり……いや、今でも若い!のだ……(?)。寺山修司は『堕落論』や「さかさまシリーズ」もいいけど、一番読みふけったのはアノヒトの短歌でした~。「言ひ負けて風の又三郎ならん希ひを持てり海青き日は」とか。おいらもなりてえ……。
blog-bluesさん、TBありがとうございます!
私はあまり読書家ではないのですが、(本を読んでる暇があったら酒飲みに行ってた独身時代)「座右の唄」というのがあります。 二村定一の「青空」「アラビヤの唄」。青空はエノケンや川畑文子なんかも歌ってますが、二村の声じゃないと駄目なんですっ!て、知らない人が読んだら何が何だか・・・の文面ですが、そんなマイ・コメディアンの二村定一の事を現代に伝える語り部としての色川武大氏、大好きです。 皆代表作しか読んでないのですが、寺山修司「書を捨てよ街へ出よう」(映画もよかった)坂口安吾「堕落論」も好きでした。懐かしい~。 こんなトコで華氏さんと気が合ってしまった(*^^*) 芥川の「藪の中」なども、私の価値観を変えた作品の一つかな?彼が自殺した当時の時代の雰囲気と、現在は似ていると思ってしまいます。
blog-bluesさん、『うらおもて人生録』読みました。いやー、おもしろかった。訳知りの評論家の本読んでるよか、よっぽどおもしろいです。一緒にポケットに入れて出て読み直した山田風太郎の『神曲崩壊』もおもしろかったけれど。
「doll and peace」へ。早速、コメントをいただき、うれしいです。いやー、あなた、イケてますねえ。真っ当な感性で、偏頗な嗜好。僕の最も好きなタイプです。今後とも、どうぞよろしく。
「華氏451度」へ。読んでくれたんですか。そいつぁ、どうも、うれしいな。いいでしょ「うらおもて人生録」。僕の座右の書なんですゥ。そしてもちろん、われらが山田風太郎!もー、最高なのだ。明治ものは、ほとんどすべて、読んでるぞぉ。
「真っ当な感性で、偏頗な嗜好」、最高のほめ言葉です。Myキャッチフレーズにつかわせてもらおうかな?!(^^)
のんびりとやっていきますので、これからもよろしくお願いします!
「doll and peace」へ。TB&再コメント、アリガト。そちらに投稿しようとしたのですが、文字化けしてしまいますので、当欄にて。相変わらず、実に、真っ当な意見で全然同感です。政治言語が広告コピー化しちゃあ終わりだあね。つくづく「いやな渡世だなあ」です。励まし合って、少しでも楽しくやって行きましょう。
「弱いものの味方のぷら様」へ。「ほったらかしてゴメン」読みました。そちらへの投稿は文字化けしてしまいますので、当欄にて。〈ハードプラスティックドール。またはハードプラスチックドール。〉とか、〈「駄プラ」(プラダじゃないよ、念のため。)〉とか、少年院時代の矢吹丈のように、ジャブが冴えわたって、実に小気味良い前半から、後半、思いっきしディクトの世界へ入って行くあたり圧巻。うーん、シビれますね。HPDには、ゴメン、全然興味ないけど。
「いやな渡世だなあ・・・」(爆) 母が座頭市ファンだったので、4歳くらいだったワタシは、このセリフをよく口にしてた覚えがあります。「少年院時代の矢吹丈」つうのもウレシイ。(^^)「サンショは小粒でぴりりと辛い」そういう人になれと母に言われてたのを思い出します。
ああ、なんていうことだろう!!
こんばんわ。時期外れにも程がありますが、私、黙ってられません。 色川武大氏はココロの師匠です!!! 怪しい来客簿 ・おもてうら人生録 もう何度読み返したことだろう・・・この2作品は私にとって人生の同伴者にも等しい。(そんな自分が、ちょい ものがなしい・・・)生きて行く事に齟齬を感じた時ページをめくって、救われた気持ち(by矢野顕子)になったものでした。<ああ、生きづらさは彼もあたしも一緒なんだ・・・>って。 なんだかますます、blog-bluesさんに(勝手に)親近感わきわき!
「ちろ」へ。旧作までたぐってくれたんですね。タンキュー・ベイベエ!しっかし、色川武大がココロの師匠とは、相当ヤバい。そらもう、親近感わきわきです。「ちろf@前橋」をクリックしても「Yahoo!JAPAN」へしか飛びません。もし、URLをお持ちなら、おせえて。
こんにちは!レスをいただけて とぉ~~~ってもうれしいです。
私、自分のPC持ってなくて(地元へ出戻ってまいりました!)家のパソで ROMってるかメールするだけなんです。 いきなりですが(笑)こちらのBLOGに出逢えてしあわせ! blog-bluesさんの文章や、そこからちらっと覗く心意気からエネルギーをもらってます!! おっと!これからバイトの時間です。(大好きな本屋で働いてます)
「ちろ」へ。いってらしゃい。って、これじゃまるで、ケータイでメールやり取りしてる恋人同士みたいですね。実にいい気分。僕も、しあわせです。よろしくご愛読、くだされ。
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