クリスマス、ですから。
スパークリングワインを開け、
妻の手作りのローストチキンに舌鼓を打ち、観る。
イッツ・ア・ワンダフル・ライフ、
あー、モノを投げないでください!

米国が輝いてた頃、
米国憲政史上の最左翼、フランクリン・ルーズベルトの政治思想、
修正資本主義を、ハリウッドの映画人たちが、心から讃えてた頃、
製作され公開された、良心の塊のような、僕の大好きな名画です。
何度観ても、開巻劈頭から笑い転げ、
「蛍の光」流れるラストシーンでは、滂沱の涙です。
米国にコテンパンにやっつけられた、原爆まで落とされた日本が、
それでも、帝国軍人に代わって日本国民を統治した占領軍GHQを、
大歓迎したのが、マッカーサー神社建立の動きまであったという、
実に、得心が、いきますね。
修正資本主義、イコール民主主義、なんですよ。
強きを挫き弱きを扶ける、主人公ジェームズ・スチュアートに、
公開当時本作を観た、敗戦直後の日本国民は、大感動したに違いない。
戦争を知らない僕が観ても、感動覚めやらないもの。
それが、どうだ、今は。
強きを扶け弱きを挫く政治が、横行している。
それが、修正の二文字を外した資本主義、新自由主義の政治だ。
本作を観よ。主人公の敵役こそ、新自由主義の権化であり、
本作と違い、現実の今は、トランプ然り高市然り、敵役が勝利する。
そんな世界で、いいのか。いいわけがない。
強きを挫き弱きを扶ける、ジェームズ・スチュアートの再来はあるのか。
米国には、ゾーラン・マムダニが、出現した。
日本は、どうだ。その気配さえない。