わが町にも選挙終盤になって貼り出された。

なーにが「カワイイ私の政見放送を見てね」だ、
思わず笑ろてしもうたやないか。
日本は諸外国に比し篦棒に選挙供託金が高い、
これは民主主義の精神に背くものである、
諸外国並みに引き下げるべきであると、
誠に尤もな声が上がっていたのだが。
こんなの見せつけられちゃね。ったく。
こうした連中をのさばらせるな、
供託金をもっと高くしろの声が、澎湃と起こるだろうよ。
さらには、普通選挙じゃなく制限選挙にすべきだとの声さえ、
上がりかねない。
ビートたけしが、揶揄したように、
勝ち取ったものじゃない、GHQ民政局から押し戴いたもの、
日本人には民主主義は無理、似合わねえよ、なのだろうか。
選挙が売名や金儲けのコンテンツと化しているのである。
政治家になることで生計を立てようと就活になっているのである。
政党助成金目当てで政党を立ち上げているのである。
それを恥も外聞もなく高らかに宣言し、
実行して成果を上げて見せたのが、NHK党首立花孝志。
悪名は無名に勝る、それを旨とする下衆なGuy、
地獄に堕ちるのは、覚悟の前なのだろう。
僕もまた、NHK受信料不払闘争を戦っているが、
公共放送そのものを否定するNHK党とは、まったくスタンスが違う。
僕は、公共放送は必要だと考える。国民の受信料=義援金によって成り立つ、
国民営放送=「みなさまのNHK」、そうした放送局が必要だろう。
スポンサーの資金によって成り立つ民放ばかりじゃ不安ですよね。
その「みなさまのNHK」であるはずのNHKが、
安倍政権以降、政府の人事介入を許した。その結果、
公共放送であったものが、政府広報へと化してしまった。
それじゃ、新華社通信や朝鮮中央放送と変わらねえじゃん、それでいいのか、
いいわきゃねえだろ、断々乎として異議を申し立てなければならないと、
受信料不払闘争を戦っている。これを実行する左派・リベラルは、ほとんどいない。
口先で綺麗事をいうのが、好きなのだ。体を張るってことは、したくないのですね。
だからさ、共感を集められないのよ。下々の人間はバカだけど、嗅覚はあるんだよ。
NHK党は、下々の人間を惹き寄せる。現に、ポスター掲示板の枠に飛びついたのは、
下々の人間だろう。どれほどバカであろうが、お為ごかしよりマシ、
NHK党はパンクでおもしれえと嗅ぎ取った、鋭敏な人間なのだろう。
左派・リベラルの主張は、なんで、あんなに、魅力がないのだろう。
僕が、スピーチ原稿書いてやろうか。ま、人間に、魅力がないから、
その言葉にも、魅力がないのだろう。
体制は、立花孝志を泳がせ続けるだろう。
民主主義の根幹にある自由や人権を尊重するにも限度があるでしょう、
例えば、NHK党の選挙活動など、と格好の宣伝材料だ。
頗る頭の切れる立花孝志だもの、そのことに気づいてるはずだ。
彼は、NHKをぶっ壊すと広言しながら、
NHKの政府寄りの政治報道への批判は、完全に控えている。
民主主義の道のりは険しいなあ。
戦後民主主義を信奉する僕は、嘆息せずにはいられない。
♪~おお 今も昔も変わらないはずなのに なぜこんなに遠い
ほんとのことを言ってください これがぼくらの道なのか