1月25日付毎日新聞朝刊コラム「余録」で、この詩を知った。

最早、だあれも信じてはくれないのだが。
僕は、10代20代の頃、ばかモテにモテた。それも、
育ちが好くて頭が好く、器量好しで、気立ての好い女ばかりに。
あー、物を投げないでください。
自分でも、不思議だった。
なぜ、俺は、こんなにモテるんだ、と。
あー、物を投げないでください。
この日、茨木のり子の詩を知って、合点がいった。
僕は「一人でいるとき、一番賑やかなヤツ」、だったのだ。
ジョン・レノンは、そんなヤツのことを、
「No Where Man」と、呼んだ。
一人でいるとき、一番賑やかな「No Where Man」は、
今も、ばかモテにモテる存在、だろうか。
若い女性たちよ、どうかお願いだ、茨木のり子のように。
恋人よ
まだどこにいるのかもわからない 君
一人でいるとき 一番賑やかなヤツで
あってくれ
と、まだ見ぬ恋人を、夢想してほしい。
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