立憲の口約束を盾に出馬に踏み切れば、野党分裂は必至だった。
非は立憲により大きいが、耐え難きを耐え自ら退いた。英断である。
そこで、反転攻勢だ。東京がダメなら大阪があるじゃないか。
大阪維新の都構想をぶち破った決戦の地へ、いまひとたびのみゆきまたなむ。

岸田新総理の「新しい資本主義」発言で、
猖獗を極めた「新自由主義」「改革」「緊縮財政」のマイナスが、
露呈し始めた。コロナ感染に於ける全国最悪の大阪の惨状もまた、
橋下徹以来、長年に亘る維新府政の「新自由主義」「改革」「緊縮財政」が、
招き寄せた災禍である。
維新府政が、いかに庶民の街、商都大阪を奈落の底に沈めたか、そのありようは、
社会学者岸政彦と芥川賞作家柴崎友香の共著『大阪』に、リアルに描かれている。
一握りの「勝ち組」と、大多数の「負け組」に国民を分断し、
国民国家の屋台骨を崩壊させる獰猛なイデオロギー、
それが「新自由主義」「改革」「緊縮財政」であり、
つまりは、安倍・菅政権の正体、その急先鋒が、大阪維新なのであった。
庶民の街、商都大阪を取り戻すには、
ひいては、一億総中流の日本を取り戻すには、
先ず大阪より、維新の会を駆逐せねばならない。
その斬込み隊長は、れいわ新選組組長山本太郎を措いて他にない。
政界随一のラディカルな積極財政論者であり、
持論は「金を刷れ、皆に配れ」なのである。

二言目には「自己責任」を言い立てる「勝ち組」代表の維新とは、
真逆の思想。まさに、維新の天敵であり、
大多数の「負け組」には、これほど頼もしい政治家もなかろう。
前回参院選で応援して頂いたお礼にと、
共産党たつみコータローが、山本太郎の応援弁士を買って出る、
そんな「れい共合作」シーンを期待するのは、僕だけだろうか。