U-NEXTの新規入荷作品にあった。鑑賞した。
し、し、痺れてしまった。カ、カ、カッケー。
19世紀のヨーロッパを舞台とした、
カール・マルクスとフリードヒ・エンゲルスの友情を軸に、
社会革命の「萌え」を描いた映画のクロージングに、突如、
ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」が流れるのだ。
唐突である。一体全体、どういうことなのか。考えた。
マルクス・エンゲルス=革命、
革命=ディラン、ゆえに、
マルクス・エンゲルス=ディラン、という弁証法であろうか。
正しい、絶対的に、正しい。
今、日本は、マルクス・エンゲルスが、
「共産党宣言」を発した、19世紀のヨーロッパのようだ。
映画を観た非正規労働者の多くは、
「そうだ!」「やっつけろ!」と、雄叫びを上げるだろう。
黙っていては、やられ放題、なのだよ。
ディランの「ライク・ア・ローリングストーン」を聴けよ。
ムラムラするだろ、居ても立って居られない、そんな気に、なるだろ。
それが、ロックだ。
それが、マルクス・エンゲルス共著「共産党宣言」だ。