思えば、僕の半生は、もう一生と言ってもいいが、
このツッパリ、だった。読後、胸にガツンと来たぜ。(*追記あり)

「包摂」とは、資本主義体制に、自らの存在を、
絡め取られることをいう。そんなの、ノーグッドだよ。
僕は、抗ってきましたよ。ま、負け戦、でしたが、ね。
♪~定期乗車券売場に 火を投げて
無賃乗車を 試みたのだが~
ぜひ、読んでほしい。
いわゆる「ネトウヨ」と呼ばれる若者たちに。
「肉屋を支持するブタ」と揶揄される人々に。
なぜ、ヨーイドンで測れるコロナ対応に於いて、
メリケル独首相はもちろん、小池都知事と比べてさえ、
足下にも及ばない、無能を露呈し続ける安倍総理が、
それでも、40%もの高支持率をキープし続けるのか。
疑問で疑問で仕方なかったことが、腑に落ちました。
ああ、そういうことだったのね。
「包摂」されちゃったんだ、と。
現代日本で、唯一にして最強のアジテーターである、
白井聡の新著である。『武器としての「資本論」』。
表紙がコミュニズムの赤、扉がアナキズムの黒。
手に取った瞬間から、気が昂ぶる。

「包摂」されちゃあ、いかんのです。
魂を売り渡しちゃあ、いかんのです。
♪~いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえばラクなのにね
痩せこけてそんなに痩せこけて 魚たちのぼってゆく~
そんなギリギリ、自身の尊厳を貫く、最後の防衛ラインに立っている、
あなたに、僕に、百万の援軍となる一冊。『武器としての「資本論」』。
ファイト!
*追記(4月28日)
本著の書評っていうか、感想文を、内田樹氏が発表された。
僕の読解と、キモは、ほぼ同じである。ホントだってば。