選挙戦最終日、新宿西口の打上げ街頭演説会に足を運んだ。
小田急ハルクの歩道デッキに陣取り、缶ビールに缶チューハイ、
乾き物まで用意して準備は万端。折からの夕風に吹かれ、
先ずは、大西つねき候補の演説から聞き入る。
金融資本主義というシステムが続く限り、
お金はお金のある人のところへ行くことになっている。
みなさんのところへは、まわってこない。
もうのっけから、ラディカルだ。
こんなこと言及する候補者、初めてだぜ。
「金融資本主義打倒!」と大声で声援野次を飛ばす。
日本人はおとなしいからね、黙って聞いてるだけじゃ盛り上がらない。
僕と僕の連れが、こんな調子で声を上げ続けるものだから、
周りも刺激されて、あちこちから声が上がってくる。好い雰囲気だ。
木村英子候補の演説の時には、僕の前にいた老齢の夫人が、
ずっと目にハンカチを当てていた。僕ももらい泣きしてしまった。
ラストを飾った山本太郎代表の演説は理路整然、かつ熱情に溢れて、
風格さえ漂う。この政治家は只者ではないと、誰しもが思うだろう。

宵闇迫る頃は、もうライブコンサートの乗り。
タイトル通り「新宿センキョ」だよ、占拠しちゃったよ。
この社会現象を報道しないなんて、
テレビ新聞記者さん、あんたは不幸な人だ。
僕が希求した、本人の滑り込み当選こそ叶わなかったが、
当選2名、得票率4.55%は初陣にして堂々たる凱歌、大勝利である。
開票本部でのテレビ新聞記者とのやり取りが、これまた破天荒。めっちゃオモロイ。
大フィーバーを起こしながら報道されないことについてどう思いますか、だってさ。
お前が報道しろよ。なに言ってるんだよ。もうてきめん、
れいわ十勇士の面々から痛烈なマスコミ批判が飛び交う。

開票本部での取材に於いてさえも、阿りや馴れ合いは一切なし。
われわれはガチンコで戦っている、きみらもガチンコで戦えと。
これだよ、この空気を一切読まない勇気と信念が、
れいわ新選組に勝利を齎したのさ。誠に清々しい。
もう一つ希求していた、共産党吉良よし子のトップ当選は、
遠く及ばなかった。せめて山口那津男は抜いてくれなきゃ。
なにより、大阪で辰巳コーターローを落とすとは。
僕はひそかに「名探偵辰巳コータロー」と名付け、
彼の国会での質問追及を、楽しみにしていたのに。
共産党がんばれ、れいわ新選組を発奮材料とせよ。
殻を破るんだよ、権力奪取にダッシュするんだよ。
左にれいわ新選組、右に立憲民主党、その要に位置し、
左派中道連立政権を誕生させる、ヴィジョンと実行力を示してほしい。
立憲民主党がれいわ新選組を左翼思想と忌避するならば、
そのときは、れい共合作でいい。消費税廃止で一致し戦えばいい。
いま日本に必要なのは、左翼なのだから。左翼の逆襲なのだから。
死にたくなる社会から、生きていたい社会へ。
僕はもう本気で、マジで、ガチで、山本太郎総理を望む。