町の図書館にて、
「あやとりの記」「十六夜橋」を借り出す。
帰宅し郵便受けを覗くと夕刊が届いており、
文化欄に町田康の寄稿が載っていた。
「捨てられた魂に花を」と題された、
石牟礼道子への追悼文である。
美しい文章なり。
その位牌を継がんとする者が、
元パンクロッカーの純文学作家とは、
尋常ならざる激情の物書き、
石牟礼道子に相応しい幕引きかとも思う。
魂の聞き書き終えて冬の星