北朝鮮がまたもミサイルを発射した。
NHKを筆頭に、マスコミは大騒ぎである。
まるで、筒井康隆の「歌と饒舌の戦記」だ。
わーわー騒ぎ立てるのが、愉しいのでせう。
冷静に考えれば、北朝鮮が米国あるいは韓国、あるいはまた、
日本に宣戦布告し、戦争をはじめるわけがない。
なんの得にもならないからである。
1週間以内に、北朝鮮全土が制圧され、金政権は滅びる。
しかし、大日本帝国の例もある。やむにやまれぬ意地みたいなもの。
ほとんど狂気であるが、それを、僕ら日本民族は、やったのである。
大日本帝国がやらかしたのだから、
朝鮮民主主義人民共和国がやらかさないという、保証はない。
いっそやらかしては、どうだろうか。
そうした考えが、僕の胸の裡に、1%ほどはある。
結果として、北朝鮮の人々が、現下の圧政と餓死さえある極貧から、
解放されるからである。
大日本帝国臣民も現下の北朝鮮人民と同じように、
お上には、まったく逆らえなかった。
お上のいうなりに、戦争に突入し、その結果、
凄まじい代償と引き換えに、民主主義を与えられた。
米軍が恵んでくれた。自ら勝ち取ったものではない。
たまさか、昭和天皇が、天皇制を護るためには、
ポツダム宣言受諾のほうが可能性が高いと判断し、
「御聖断」を下したからいいようなものを、
プラグマティックな判断よりも一矢報いてなどという、
情念に固執していれば、すべての帝国臣民が、
竹槍を手に、米軍の上陸部隊に挑んでいたのである。
日本玉砕である。僕も、あなたも、安倍晋三も、
この世に生を授かることは、多分なかったであろう。
安倍総理は、戦後サイテーだと思う。
ポツダム宣言受諾を非としているからである。
ならば、対米リターンマッチしかない。
然るに、対米従属である。論理的にも倫理的にも破綻している。
狂っている。
北朝鮮の脅威は、確かなものであろう。
ならば、それを取り除くために、全知全能を尽くすのが、
政権の使命のはずである。然るに、安倍総理には、
その知恵も能力もない。あろうことか、ただただ、
北朝鮮の脅威を自らの政権浮揚に利用するばかり。
腐っている。
こんな亡国政権を、どうして、40%もの日本国民が、
支持しているのだろうか。つくづく、NHKを筆頭に、
マスコミは罪深い。先の戦争も、そうだったという。