し、痺れて、しまった。シンポジウム森友学園。
居並ぶ、左派・市民派運動家、学者先生を前にした、
正真正銘のマイノリティの味方、菅野完のアジテーションである。
なんで、横暴きわまる、理性のかけらもない安倍政権が、
支持率50%前後をキープしつづけるのか?
僕には理解しがたい現実問題が、氷解したよ。
「おっさん」の逆襲、だったのね。
ってゆうか、エートスの根強さ、だったのね。
男であることだけで、エラい。
父親であることだけで、エラい。
上司であることだけで、エラい。
日本人であることだけで、エラい。
それを承認してくれるんだ、日本会議は。安倍政権は。
ヒエラルキーが大好きって、ぞっとするけど、情けないけれど、
それこそが、ぶっちゃけ、原日本人像なのかもしれない。
高支持率の秘密は、そこにこそ、あった。骨がらみ、なんだね。
ステレオタイプの観念に凭れず、自分の頭で、
自分の皮膚感覚で、これは、どうゆうことやねん。
と考え、閃く。そして、旺盛なサービス精神のなせる業、
ユーモアたっぷりに説く。
菅野完こそ、知力の人である。
僕、主知主義だからさ、ホントだってば、すっごく気分がいいよ。
どうしても解けなかった、数学の公式が解けたときの快感、
体験させていただきました。菅野完、Yeaaaaah!
「日本会議的なものと対峙し続けてきたのはフェミニズム」
「現今の右傾化っていうのは、反フェミニズムが根底にある」
「女こどもは黙ってろ、これって、左翼にもあるんじゃないか」
「もしかすっと、左翼のほうが強いんじゃないか」
実にクールで、カッコいい。
誰しもが思う「稲田朋美はどうよ?」という問いに対し、
マルコムXの最初の敵は、白人ではなく、
白人社会に慫慂として従う黒人であったというくだりなど、
胸が熱くなるよ。激情と理知を併せ持つ男、
これほどの快男児は、大島渚以来であろう。し、痺れるぜ。
安倍政権支持率50%、これを打ち砕くには、
左派・市民派の自己批判が、不可欠である。
属性で人間を測る、社会を覆う価値観の転換、
つまりは、性と文化の革命が、必要なんだと。
わお!僕の精神を決定づけた、1969年の再臨ではないか。
感激のあまり、ポスター作っちゃいました。自由にお持ち帰りください。