「人殺し予算」発言の揚げ足取りが、かまびすかしい。
それほど、安倍政権にとっては、共産党が脅威なのだろう。
いまや、自共対決が、刻一刻と、現実味を帯びつつある。
蛇足だが、共産党に、言っておく。
自衛隊を味方につけるか、敵に回すか、
それが、改憲を許すか、阻むかの分水嶺だ。
最後の政治決戦は、国民投票となる。
日本国憲法を護り抜く、決死の籠城戦を主導できる政治勢力は、
どこか。日本共産党を措いて、ほかにあるまい。
いやー、ありますよ。というんなら、開陳してほしい。
改憲っていうか、自主憲法制定運動に邁進する、
日本会議に拮抗できる組織力、事務処理能力を有する護憲勢力は、
日本共産党を措いて、ほかにないじゃありませんか。
僕は、1954年生まれ。青年時代のオピニオンリーダーといえば、
吉本隆明であり、大島渚ですよ。日共を好きになるわけがない。
下部組織の民青なんて「ミンコロ」呼ばわりして、さげすんでいましたよ。
それでも、いま、この情勢を目の前にして、改憲勢力が衆参両院で、
2/3以上を占めるのが必至である現実を鑑み、対抗手段を考えるとき、
日本共産党の爆発的な歴史的な勝利しかないと思い至る。くり返しますが、
いやー、そんなことはありません。というのなら、開陳してほしい。
もし共産党が、3人区以上の複数選挙区で全勝、
比例区で一千万票を突破する、一票一揆が興ったなら、
たとえ改憲勢力が2/3以上を獲得しようとも、
安倍政権は、ビビるだろう。
改憲発議を取りやめる公算もでかい。予定通り改憲発議し、
国民投票となった場合でも、一票一揆の勢いそのままに、
赤の共産党と僕ら緑の市民派がコラボする、
クリスマスカラー作戦を決行すれば、勝機は、十分にある。
新書ベストセラー『日本会議の研究』の著者、
菅野完氏がいうところの
「一群の人々」の野望を打ち砕くには、
これまでの怨讐を越えて、僕ら護憲派が「反アベ」の一点で、
共産党を軸に結集できるか、どうか。この決意に、かかっている。
いま共産党、すげえカッケーしさ。一票一揆、ぶちかまそうぜ。