4月1日をもって、福島県田村市都路地区が、避難指示解除となった。
然るに、帰還者の出足は鈍く、大半が二の足を踏んでいるという。
さもありなん。
3月25日付毎日新聞朝刊一面トップ、
内閣府原子力被災者生活支援チームによる
被曝線量調査とその結果公表の見送りをスッパ抜いた、
スクープ記事の衝撃が大きい。
このニュースに接した被災者をはじめ、多くの国民が、
園子温監督の映画「希望の国」において夏八木勲が演じた、
被曝地区の老酪農家の台詞「国は、俺たちを守ってはくれない」を
あらためて、腹の底から、実感したことだろう。
帰られっかよ、こんバカタレが!総理、まんずおめ様が住んでみてけろ!
問題の「内閣府原子力被災者生活支援チーム」は、
安倍内閣の直属機関である。総理の公約「震災復興に全力で取り組む」の
具体的政策を遂行するために設置されたものだ。
それが、帰還促進に都合のよい低い数値が出るものと
期待した調査方法で被曝線量を調べたら、期待した低い数値が出なかった。
で、公表を見送り、調査条件を緩和してやり直した。
因に、このやり直し数値の公表は、ヤブヘビになるのを恐れ、
公表されていないようだ。これが、安倍内閣のやり口だ。
国民のいのちを守る政府の第一義を放擲し、誤魔化しに終始する。
誠実に、やってくれよ。それは、政府の責務だ。
正しい被曝線量を公表し、その危険性を啓蒙した上で、
居住したい人には、居住の自由を与えればいいじゃないの。
そして、原発間近で、人の居住が完全に不可能となった区域は、
その旨を宣言し、核廃棄物の最終処理場にする決定を下せばいい。
農産物、水産物についても、同様だ。小出先生が提唱するように、
年齢による放射線感受性の違いという科学的合理に着目し、
汚染度に応じて、R-60、R-40、R-20…という禁止処置を取ればいい。
僕は、僕の年齢にとって大丈夫なら、福島産でも食べるよ。
原子力被災者の生活支援って、そういうことだろう。
安倍内閣のやってることは、やろうとしてることは、その真逆。
原子力被災者の生活破壊だ。安倍内閣をこれ以上、稼働させてはならない。
いますぐ、廃閣!