今更ですが。
YouTubeこそは、名曲名演の宝庫である。
はっぴいえんどをバックに「私たちの望むものは」を歌い上げる
岡林信康を、フルコーラスにわたって映しつづける
中津川フォークジャンボリーのドキュメントとか、
中島みゆきの、あのやさしく包み込むようなオリジナルヴァージョンとは
打って変わり、怒りの炎を滾らせ、まるでアイラーのサックスのように喚く
1995年ライブヴァージョンの「ファイト!」とか、ね。
枚挙にいとまがない、お宝モノが目白押し。
シャープス&フラッツの編曲・演奏による
美空ひばりの「花笠道中」なんて、珍品にして絶品である。
夜毎、晩酌しながらアクセスしている。そんな徒然に、
~昭和の隠れた名曲、茶木みやこ「泪橋」~というクレジットを見つ けた。
ものは試しとクリックすれば、一聴、惹きつけられた。
まごうかたなき昭和の名曲、70年代の匂いがぷんぷんする。
学生運動の終焉、挫折した革命への挽歌でもあろうか。
痛切きわまりない歌詞が、劇しく胸を打つ。
フォークや歌謡曲には珍しい、スリーラインポエム。
ブルーノートやセブンスコードが使われているわけではないが、
メロディの展開がブルースに重なる。
曲調は、これはもう、加藤登紀子だ。
「知床旅情」とか「酒は大関」とか、旧くは「カチューシャの唄」とか、
あの類い。演歌のような唱歌のような日本の「情歌」だ。染みるなあ。
今夜も呑みつつ、PCに耳を傾けている。
ご一緒に、いかがですか。 ♪~ 京の日暮れは東山 雨に打たれる疎水辺り
行きつ戻りつ偲びつつ あの日の友はいま何処
泪でかすむこの橋は 誰が名づけた泪橋
一人二人とこの橋を 泪で渡って帰らない
ともに語ったあの世界 昔話と笑うのか
きっと帰ると手を握り 友と別れた泪橋
川の流れか時は過ぎ 友の便りもすでに絶え
乾いたこころが残るだけ 死んだ友さえ幻か
渡りきれずにまた戻る 虚しさだけか泪橋
独りぽっちが耐えきれず 思わず友の名を呼べば
泪の顔は雨の中 みんな優しい友なのに
どこまでつづく悲しみは 独りぽっちの泪橋 ~
日本一の悪場所、歌舞伎町で「ロバQ」のライブがあります。
僕もゲストで出演します。来てね。

昨年末より、自作曲を着うた配信しています。
アクセスは、こちらです。