この事態に対する、安倍総理の第一声である。
「わが国に、えー、北朝鮮が、弾道ミサイルを発射し、
えーわが国の、上空を通過した、あー模様、でありますが、
えー、ただちに、えー、情報の、おー収集分析を、行います。
そして、国民の、生命に、えー対して、えー、生命をしっかりと、
守っていくために、万全を期して、参ります」
耳を疑いますね。北朝鮮が日本にミサイルを発射したんだってさ。
事実なら、自衛権の発動である。これが、政治行政の最高責任者、
内閣総理大臣の第一声である。愚かしいにもほどがある。
極道の世界なら、言葉一つで、抗争にも発展するんだぜ。
安倍総理には、一国の宰相たる冷静な判断力、的確な表現力がない。
こんな人物が、日本国総理大臣であっていいのか。いいわけがない。
顧みて、第二次安倍内閣が発足して以来、間もなく丸5年になる。
その間、北朝鮮の脅威は、増すばかりである。何故でせう?
その通り!安倍総理が外交音痴だからである。
北朝鮮の脅威を抑えるには、なによりもまず、
中国韓国と友好関係を構築、日本が尽力して、
東アジア全体の安定を図ることにあるはずだ。
然るに、安倍総理っていうか、その後ろ盾である日本会議、
就中、その中核組織である右翼セクト、日本青年協議会は、
ひたすら嫌中嫌韓、大東亜戦争は東アジア解放であったと、
夜郎自大もはなはだしく、東アジアで孤立を深めるばかり。
仮に、日本が北朝鮮に攻撃されても、東アジアで今、
日本に味方する国はいないという、惨状である。
どうして、こんな馬鹿げた政治が行われているのか。
安倍総理っていうか、その後ろ盾連中が、国防など、
本気で考えていないからである。
本気で国防を考え、北朝鮮が最大の脅威とリアルに認識するのなら、
日本海側に集中する、列島の海岸線にずらり並んだ54基もの原発を、
再稼働させようとするはずがない。国防なんて、どうだっていいの。
ただもう「改憲」の二文字あるのみ。改憲に有利に働く、
北朝鮮の脅威こそ、大歓迎なのだろう。亡国の輩ですね。
日本を守る手だては唯一つ、一日も早く、一刻も早く、
改憲バカの安倍総理を、退陣させることである。