森友学園問題にしても、加計学園問題にしても、
マスコミも、野党も、狂っていないか。
さらに言えば、日本国民、気は確かか。
状況証拠は、しっかり揃っているのである。
なにも、安倍総理をブタ箱へ、ぶち込もうってわけじゃない。
裁判なら、疑わしきは罰せず、推定無罪が、原則ではあるが。
そうではなくて、政治家としての、倫理が問われているのである。
ならば、政治家としての倫理違反は明らかである。推定有罪だよ。
決定的証拠は、安倍総理あるいは、森友学園の場合は、
安倍総理夫人の自白しかあり得ないが、それは、求め得ない。
逮捕状が請求できるような犯罪容疑ではないのだから、
逮捕尋問ってあり得ない。
安倍総理が夫人共々、園児に教育勅語を暗唱させるような常軌を逸した、
学校法人の教育方針に賛辞を寄せ、あろうことか夫人は、
新設予定の小学校の名誉校長に就任したのである。で、
その小学校の建設予定の国有地が、破格の安値で、払い下げられたのだ。
これで、安倍総理に、政治家としての倫理違反が問われないわけがない。
民主主義が、正常に機能している国家であれば、ソッコー辞任であろう。
当たり前だのクラッカー。
加計学園の場合は、さらに顕著である。「腹心の友」が理事長なんだよ。
それが、岩盤規制打破をお題目に、便宜を図っているんだ。
くり返すが、便宜供与の状況証拠は、揃いに揃っている。
決定的証拠は、安倍総理の自白しかあり得ないが、それは、求め得ない。
今まで、何人の政治家が、倫理責任を問われて辞任したか。
小沢一郎元民主党党首に至っては、ほとんどまったく、倫理違反でもないのに、
倫理、倫理を言い立て、その政治家生命を奪ったではないか。
なぜ、安倍総理一人だけ、特別扱いが許されるのか。
許されようはずがない。そんなアンフェアを許すならば、
世の中からモラルというものが、消えてなくなる。
世の中からモラルが消えれば、強いものが正しいという、
おそろしくおぞましい社会が現出する。それで、いいいんですか。
安倍総理の政治家としての倫理違反は、明らかである。真っ黒である。
黒を白だと言いくるめ、力づくで、横車を押し通す。
まるで、高倉健に叩っ斬られる東映任侠映画の悪役、
河津清三郎とか安部徹とか天津敏とかではないか。
待てよ。どぎたねえ真似しやがって、てめえら、それでも人間か。
死んでもらうぜ。健さんなら、そう啖呵を切って、もろ肌脱ぐぜ。
健さんの義侠心を、ほんの少しでも、僕らも持とう。
でなけりゃ、この世は闇だ。
霞ヶ関の原田甲斐、前川喜平の士魂に呼応して、
後輩の文科省現役職員たちが声を上げたという。
彼らを見殺しにしてはならない。彼らの勇気を無にしてはならない。
安倍総理のどぎたねえ真似を、許しちゃなんねえ。
木の葉が沈んで石が浮かぶような日本に、しちゃなんねえ。
試されているのは、怒るべき時に怒る、僕ら一人ひとりの、自尊心である。