具体的な戦い方までも授けている。「面従腹背」だ。
野党の追及やマスコミの質問には、真実をあやふやにしながらも、
なぜかしら、世間には、動かぬ証拠が流布している。
智慧をめぐらせ、そのように立ちまわれと。
僕は、たまたま、地上波のニュースショー番組で、
その手の番組など、久米宏や筑紫哲也がキャスターを降りて以来、
視聴したことなど、なかったのだが。
一体いつの人やねん?と、セルフでツッコミ入れときます。
前川文科省前事務次官のインタビュー映像を視聴した。
天下り問題で責任を取って、官職を離れたことで、
こうして気兼ねなくものが言える、自由を手に入れた。
後輩たちには申し訳ないが、ハッピーだ、とも述べていた。
中島みゆきの「背広の下のロックンロール」である。
山本周五郎の「樅ノ木は残った」である。
ああ、こうした人たちが、政治行政の屋台骨となり、
戦後復興を果たし、押し付けた張本人である、
米国の改憲要請をのらりくらりと躱しながら、
曲がりなりにも、日本国憲法に謳われた理念、
「民主・平等・平和」を保ってきたのだなあと。
安倍総理。こいつだけは、許せねえ。
たとえ黒いものでも、自分にとって都合が悪ければ、
白と言い張り、権力で以て、屈服させる。
そんな下司な人物を、どうして、支持する日本人がいるのか。
自分も下司だからだろう。安倍総理の提灯持ち記者、
酔い潰してしか女と交われぬ腐れ外道、山口敬之は、
その代表選手。あんな風になっては、末代の恥だよ。
日本人ってのは、原田甲斐の生涯を描いた小説に感動してきたんだ。
圧倒的な権力による理不尽に対して、全知全能をふりしぼって、
己の社会的な名誉を捨ててまでも抗いつづけ、土壇場に於いて、
斬り死を果たした誠の武士に、美しさを感得してきたんだ。
士魂。日本人にとって、それは、最高峰の価値観なんだ。
どうか、負けないでほしい。あなた方が、安倍総理に負けることは、
日本という国が、奈落の底に、落ちて行くことなのだから。