米国大統領就任が決まった直後、トランプのもとへ、
おっとり刀で馳せ参じた安倍総理、日本のマスコミは、
「ふたりは気が合う」とか、なんちゃらかんちゃら、
なんら中身のないまま、やんやの喝采、報道しまくった。
その米新大統領と、今度は、ソフトバンクの孫正義が会談した。
トランプの孫氏に対する歓待ぶりは、安倍総理の比ではない。
この現場写真入りニュースを見れば、一目瞭然だろう。
「安倍総理の表敬訪問、あれなんだったの」
「あの過熱報道は、なんだったの」
「民間の一経営者が会ってんじゃん」
「で、めっちゃ歓待されてんじゃん」
そんな印象を、僕だけじゃない、多くの国民が抱くだろう。
大体、トランプ・安倍会談においては、
トランプ側は、通訳も用意しなかったんだぜ。
本気で意志を通じ合わせようという気持ちなどナッシング、
てんで、まともに、相手にされなかったのね。
孫正義の場合と大違い。
もちろん、トランプ・孫会談は、
全国紙では、夕刊に小さく載ったきり。
テレビ報道に至っては、皆無に近いのではないか。
失政、悪政、酷政つづきの安倍内閣が、
なぜ50%前後もの支持率をキープし続けるのか。
ただひとえに、作為的報道によるものであろう。
安倍政権下の日本は、ソフトファシズムである。