大きなパラダイムチェンジを迎えている。
戦後レジームからの脱却である。
戦後レージムとはなにか。
米国が世界の警察官を、自他ともに、
認めていた体制のことである。
その米国の最高指導者が、
米国はもはや世界の警察官たり得ないと、
表明しているのである。
トランプ当選の最大の要因ではなかろうか。
トランプは、ヤクザだ。ヤクザは、直観に長けている。
おのれに、正直だからである。米国は、もはや、
世界の警察官たり得ない。
そこで、いま、日本に求められる政治指導者は、
米国が世界の警察官を降りた後の、
日本のポジションを構想できる、革命的政治家だろう。
「保守リベラル」がつまらないのは、
ええカッコしいだからだ。安保条約解消を唱えずして、
主権国家なんて成立するのか、米国と渡り合えるのか。
従米右翼という鵺のような日本会議っていうか、
その中核組織、右翼セクトの日本青年協議会に担がれた、
改憲バカのアベっちなどは、もちろん、論外。
僕は、赤旗志位之助だと思う。
北野武も、共産党の権力奪取を期待している。
共産圏ならぬ、共産県を確立し、うわははははは。
こっちの水はあ~まいぞと、やっちまえってさ。
資本主義を信奉し、安保条約を前提としている、
保守リベラルに、戦後レジームからの脱却など、
望むべくもなかろう。当たり前だのクラッカー。
北欧型の福祉国家建設、安保条約解消、専守防衛宣言、
カッケーじゃん。そう、ひだりからの戦後レジーム脱却。
僕が望むのは、これだ。トランプ当選を奇貨として。