民進党抜きだから、勝てたのである。
共産党をいまだ「アカ」と忌避しているのは、
自民党だけに非ず、民進党もそうなのだ。
そのインテリジェンスのなさ、コモンセンスのなさが、
致命的にダメなのよ。共産党は、本当によく頑張っている。
安倍政権打倒に燃える市民派は、ちゃんと見ている。
新潟県知事選の米山陣営の選挙運動の主体は、共産党だ。
負けた自民党がそう分析しているのだから、まちがいない。
で、新潟県民は、共産党を「アカ」と忌避しなかった。
TPPでウソをつきまくる、原発再稼働をゴリ押しする、
そんなデタラメな党の推す候補を当選させてたまるか、
当選阻止のためなら「アカ」だろうがなんだろうが、
So What、一緒になって米山候補をプッシュするだけ。
そう精神を決めたのだ。
この流れは、ホンモノである。
キンカン抗議行動の首都圏反原発連合も、
「民主主義ってなんだ、これだ」のSEALDsも、
共産党を忌避するどころか大歓迎、結果、運動は力を得た。
共産党も大歓迎に気をよくしたのだろう、やけに謙虚で、
駕籠を担ぐ人、そのまた草履を作る人になった。
赤の共産党と緑の市民派によるコラボレーション、
クリスマスカラー作戦が決行されたのだ。
これは、利くよ。新潟でも、証明された。
共産党を忌避しつづける民進党は、
おいてけぼりを食うことになりますな。
クリスマスカラー作戦こそ、
安倍政権打倒の最も有効な作戦だと、僕は信じる。
もっと有効な作戦があるなら、ぜひ教えてほしい。